2009年1月26日月曜日

ことしの冬のこと。


[霧島神宮の杉の木, 2008/5/4の朝に撮影]

ことしの冬、わたしはトウキョウの冬を味わっている。

毎年、ツアーやなんやらでトウキョウに住むことはそれほど多くなかった。
ことしは、なんかずっといる。そんな気がする。

上用賀から見える、トウキョウの西の空は意外に美しい。

2009年のことしは、「世界天文年」。
ガリレオが初めて望遠鏡を使い、天文観察を始めて400年。

7/22には皆既日食がある。
いわゆるトカラ皆既日食と呼ばれる。

「鹿児島県のトカラ列島などで皆既日食が国内で起こるのは46年ぶりで、全国各地でも好条件の部分日食となり、さらに、最大継続時間が6分39秒と21世紀の皆既日食では最長」。
- Astoro Arts http://www.astroarts.co.jp/index-j.html

見逃せない。

先日ふと誘われて、青山cayに久しぶりにいった。
Daisy World(http://daisyworld.co.jp/)の新年会ライブに参加した。
ちょっと時期外れやね、なんていうのは不粋というもの。
旧暦でいえば、謹賀新年なんです。
「ことしもいい年でありますよーに」が合い言葉で、
しあわせハッピーでの大円団はさすが絵になる。
細野さんたちの表現から、ことしの冬は、風流しよう、と思った。


ことしの冬。じっくり味わいたい。

2009年1月2日金曜日

2009/1/1



ガザ地区のことがきになって、newsをあさってしまう。
そんななか明るいNewsを。

ガンバ大阪が天皇杯を獲りました。
ガンバ大阪が播戸のゴールを決めた瞬間、あぁいいチームやなぁ〜と初めて思うた。
ずばっとゴールを決めた後、西野監督の元へ突っ走っていく。
チームの団結力やエナジーがこうやってオモテにまっすぐにでてくると感動する。
キリンカップの勢いそのままってかんじもあるけれど、
ガンバ大阪はユース世代からじっくりチームの土台を固めて行くという、
大阪人らしい粘り気のある明るいチーム。
ヨーロッパや南米のクラブチームのほんまのいいところを汲み取って大阪人の粋なところをナイスブレンドさせた、
ちょっとかっこつけでむらっけのある、そしてまたまたちょっと泥臭いところがいい。
ここにきて、チームは熟成の域に入って来ていると思う。
これからがなおさら楽しみ。
日本のサッカーをどんどんおもろくしてほしい。
忘れてはいけない、このチームは来シーズンもこれでアジアチャンピンズリーグ出場の権利を手にれたのである。素晴らしい。

朝まで、三茶のSt.Paxで飲み続けた。ビリーさんのところへいこうかなおもうたけど連絡が密にとれずに残念やった。でも旅から帰って来たら、早々に行こう。

St.Paxのマスターが高校サッカーの発展について、ロングシュートの精度をキーワードにぽろっと口にしていたのが印象的だった。

そしてそのまま朝日を浴びながらチャリで桜新町の桜神宮へひとり初詣。
帰ってから、ひとりで乾杯。
よっぱらってそのままふとんにも入らずに泥酔&眠ってしまった。
14:30ぐらいに目が覚めて、砧公園へひとりで散歩。
太陽がきれいやったな。
8:00ちょいまえやったから初日の出やないけど、朝日みたし、その日の夕陽を見ようとおもうて砧公園へ。

そういえば、去年は砧公園へはたくさん行った。
そこで空をみながらiPodで音楽をきいて酒を飲んだり、
連れとたくさんいろいろ話したりできるのはいいね。

その後、スーパーへ行ったら元旦でしまっていたのでコジマ電気に買い物。
でも、買わなきゃいけない電球のスペックを忘れて降参。こんど買おう。

旅の支度をして、ひとりまた乾杯。
酔っぱらって寝てもうた。

そして、1/2 2:00起床。
昨日の St.Paxでの飲みを思い出した。そしてまた酒を飲み続けた。
今に至る。
St.Paxはとてもいいお店だと思う。
ダンスミュージックを基盤にいい音楽を生む為の土台作りをしている。
それこそ、ユース世代から積極的にお金と時間をかけて場を提供しつづけているガンバ大阪のように。
それはやはりSt.Paxのマスターがつくる気持ちが生む。
いい音楽とはその場で鳴っている音楽をそこにいる人が育む。
そんな気持ちいい瞬間を飽きずにやりつづけることがとても素晴らしい、と思う。


さてさて、今年はどんな年になるんやろうか。
いい年になる、かな。
今まであんまり「今年はどんな年になるんやろうか」なんて思ったことなかった。
ただ12/31も1/1もその365日ある1日でしかない。
不安も期待も背負ってすこし大人になったような気がする。

いま、Ulrich SchnaussのNobody's HomeとSigur RósのÁgætis byrjunを聴きながら思いを馳せる。

この曲のような人生をおくりたい。

待ち人来る。明日が楽しみだ。そんなきょうがいい。そして旅だ。いざパタゴニアへ。